「東大合格生のノートはかならず美しい」はタメにならない!?
「東大合格生のノートはかならず美しい」という本が売れています。
もともと本の内容から受験参考書のコーナー(大学受験をする高校生がターゲット?)にあったらしいのですが、社会人の購入者が多いことからビジネス書のコーナーに移動したら売れるようになったとも聞きました。同じ本でも売り方で違うなんておもしろいですねえ...(◎_◎)
それはともかく本のタイトルや企画が、「親のみなさんにグッとくるものだった」というのがヒットの一因だったかもしれません。
ノートの汚いわが子の参考になればと購入してみようと。
一方、アマゾンのカスタマーレビューでは購入者からの厳しい意見も多く見受けられます。
いろいろな表現はありますが、大まかにいえば
と・・・・
大ヒットしているのにね(≧◇≦)
この本は以前紹介したのですが、その際、「これって売れるだろうなあ。みんなこういうの好きだもん!」って言いました。
つまり、ここで紹介されているノートなんかを見ると、親がしびれちゃうんですな(^ε^)-☆
いいなあ、羨ましいなあ!?
しかし、我が子のノートや字を見ると・・・なんなのこれは!なんて(≧◇≦)
だから、この本は子供たちにさりげなく見せてやるのがいいんだと思います。
ただし、見せて効果を期待する場合は、
◆子供が一生懸命勉強をやっている、または意識が高い
くらいの条件は必要でしょう。
上記2点がない場合は、この本を見せても、
「気持ち悪いんだよ。うれしいのか、こんなノート取って!」
なんていう反応があること請け合いですなんて書きました。
意識付けや意欲を引き出すためのツールとして有効だと思いますが、良い刺激になって成果が期待できるのはみんなではないと思ったからです。
ただ、今回のメルマガでぜひ考えてみてほしいのは、
ということなのです。
自分にとって100%イイものなんて世の中にそうあるもんじゃないでしょう?
ちょっとでも気に入らないとケチつけてダメだと言っていたんじゃあ、それこそ全部にケチをつけるようになりますし・・・
もっと踏み込んで言えば、そういう人が「ちゃんとできているか」といえば、たいていノー!!!!
だから、仮に気に入らない部分はあったとしても、また全部気に入らなくても、自分にはプラスにするように持っていく。
なんでもかんでも吸収するのが成績がイイ子とすれば、なんでもかんでもプラスにしていくのが成績がイイ子の親ってもんです。
子供たちにはいろんな刺激を与えてやってほしいと言ってきました。それは子供を見てて、子供が何で「ピン!」とくるかわからないからです。
実際、「東大生の美しいノート」を見て、参考にならないという方も多くいるのでしょう。
しかし、一方で、本にあったように、今では授業の終わりに自分でノートに「授業のまとめやポイント」を書くようになったという報告がありました。
また、答え合わせで今まではただ○×をつけていただけの子供がこれも本に載っていましたが、
「ここのミスは痛い」
「イイ解き方してる!」
なんてメモして書いて帰るようになったお子さんもいます。
なにがキッカケになるかはわからない!
子供が1つでもいい刺激をうけたなら万々歳。与える親のほうも100のうち1つ大ヒット、2つか3つしょぼいヒットがあれば万々歳なわけですから。
ただ、勉強については与えるだけでヒットというのが難しい。ちとハードルが高いと思うわけです。
けなされる理由はここにあるのかもしれませんね。
いくら良い参考書を与えても、それだけでは成績は上がらない(≧◇≦)
成果の出るやり方なんかも併せて与えてやる必要があるわけです。
面倒ですよね(>_<)
しかも、親自身だって勉強のやり方がわからない場合、どうしたらいいんだ!?ってことになる。
私は、親自身が成績優秀でなくても子供たちは成績がイイ子になることは可能であると断言していますが、このあたりはみなさん心配されます。
もちろん、親自身が勉強のやり方を知ってるにこしたことはないのですけど・・・
では、勉強のやり方がわからない親は何をしたらいいのか?
インターネットで調べまくる!
ブー!
勉強のやり方の商材を買う!
ブブーー!
答えは、簡単です!
手探りの状態でどっかから「公式」を持ってきて子供に当てはめてもうまくいかないのです。
そんなことをするくらいなら、まずそばに座って見てみる。
問題を一緒に解くのもいいことですが、それより子供たちの様子を見て、どうやったらもっと点数取れるようになるんだ!?と問いかけながら観察するのです。
なにか良い方法が見つかったら
ただ、子供だって抵抗するでしょう。
だって、追加すれば勉強時間だって増えますから・・・
そこで、時間を増やさない工夫がいるわけです。
これなら、文句はないでしょうから(^_^)
これらは繰り返し述べてきたことですが、みんなすぐ忘れる!!
そして「なんかいいのない?」って・・・
確かに、「余分なものを排除し、必要なものへ転換する」というのは難しいです。
それは「どんなことでもプラスにしていく親子になる」ってことと同じこと。
「東大合格生のノートはかならず美しい」という本を購入して、プラスにできる人とできない人の違いは大きいです。
きれいなノートを親子で見て、「こんな風にきれいに書いてみよう」と話をしただけでは、成果は期待できません。
きれいに書くことと成績が良くなることは、必ずしも関係ありません(と個人的に思っています)。
実際やってみればわかることですが、今まで授業を聞いてノートをとるのがやっとだった子にとって、きれいに書くことに力を入れれば、必然的に授業は聞かなくなってしまいます(≧◇≦)
いわゆる「ノート命」状態...(;_;)
確かに「すばらしい作品」のノートはできるでしょう。
しかし、これでは、成績なんて上がるはずありません。
そんなときこそ、親の出番です!
親の経験があってこそ、気づくことではないでしょうか。
余談になりますが、ここ1カ月のうちに2度ほどお医者さんから「受ける治療内容の方法や意味、効果、危険性、その後の予想や治療にかかる費用などについて説明を受け、治療の同意を得る」インフォームド・コンセントというのを受けたんです。
そのとき2度とも思ったんですが、先生の字の汚さ・・・・・
ミミズがダンスして宙返りしているような解読不能な文字を書き散らして「そんなに危険なことではありません」って!?
お前の字が危険だろう!!なんて
この先生は学生時代のテストでもこんな汚い字を書いていたんだろうかと。
ストロングが採点者なら絶対に×にする!とか。
皆さんもそういう身近な経験があるでしょう。
はて、ノートが汚くてもきれいでも成績が良い連中はいる。
彼らのノートの使い方の共通点ってなんだ?っと考えてみる。
自分が優秀でない場合は、自分との違いを振り返ればいい。
そもそも、ノートって授業後に見てるの?
見てないなら、授業後に見返してタメになるノートにしなくちゃならない。理解もせずに、ただ板書を写して帰るだけで、家に帰って授業内容を思い出すのか?
そう考えれば、「ノートをきれいにとる」よりも、「授業をちゃんと聞く」ことの方が優先すべきであることに気づくでしょう。
授業をちゃんと聞くことを優先したら、板書を全部写すことができない場合だってある。
そのときは、すでに教科書に書いてあることにはその箇所に記しをつけといて、それ以外のポイントだけはノートに書く。
こうすれば、家に帰ってノートを開いて、授業を思い出すことができる。
これだけでも、今よりも習熟度は増すでしょうから、点数アップも期待できるはずです。
勉強時間は変えずにです!
突き詰めていくと、授業をちゃんと理解しながら、きれいにノートを書くということがどれだけ難しいことかも気づくでしょう。
「あなたもこの東大生みたいに書きなさい!」なんて上から目線で子供の「今」も把握せずに言っていませんか?
成績が上がらないのは、この本のせいではありませんぞ!!
10の鉄則は全部中途半端でなに1つできていませんでした。なにもしてやっていなかったのにすごくしてやった気になっていました。娘に対して申し訳ない気持ちで一杯です。
目が覚めた気持ちですが、娘はすでに中学3年で8月。できることは少ないのかもしれませんが、10の鉄則を読んで、勉強のフォローだけが親の仕事でないと感じていますので、親として精一杯実行していきたいと思います。
ありがとうございました。
ただ反省するだけでなく、これまで中途半端だったモノは、なにが中途半端だったのかをハッキリさせることが最優先です。
たくさんしてきた失敗はイイ財産。その財産を無視してイイものは構築できませんからね。まずやることは今までしてきた失敗はなにがいけなかったのかを鉄則に当てはめて考えてみてください。
先生に指摘された点をやって、中2の9月の課題テストに臨んでみます。手遅れと思うのはそれからにします。
我が子のことで諦めるわけなんかありません。いきなり大きな目標は現状では難しい。それは事実です。
でも、昨日よりもちょび良くなることはできる。誰にでも、それはできる。ミネルバさんも、昨日よりも今日、今日よりも明日の精神でいっていただきたいと思います。
■成績がイイには理由がある。理由は10コ、これだけです!
【成績がイイ子の親だけが知っている『10の鉄則』】