偏差値30から50への道
今回はある方のメールを時系列で紹介したいと思います。
少し長いメールになりますが、その試行錯誤の過程をよく見ながら、注意して読み進めてほしいと思います。
特に国語が平均点の半分・・・その他もやっと平均点のものばかりで。
小学生からずっと勉強をみてきましたが、効果がでず、国語などはすぐにあきらめてしまうので、何からやらせてよいのかわからずイライラして 怒ってしまう。悪循環が続いています。
中学1年 2007年09月30日
順位はほとんど変化なし。順番でいうと後ろから22番目。塾のクラスも一つ落ちた・・・
もう少し読んでいただきましょう。
中学へ上がり、数字で自分の子供の位置を把握してしまうと、なおさらその怒りの矛先は子供に向けられ、中学最初のテストが終わって結果が出た時の私を今思い返すと恐ろしいほどです。
鬼婆とはまさにあの時の私のことです。
その怒り狂っている最中に実家の母から電話があったことがあります。
私は怒りにまかせて、
子供ができない!
なんでこんなにできないんだ!
と母にやつあたりしました。
母は冷静にあんたがそんなんだからできないんだよ・・・と。
もうそんなにカリカリするなら子供の勉強なんて諦めなさい。
勉強ができなくたって別に生きていけないわけじゃないんだからと、きつく言われました。
その時の私はそれで納得などするわけがありません。
ですが、私が悪いのでは?という疑問は残りました。
そして、パソコンにすがりつきあちこちを検索。
ほどなく新勉強の常識、無料メルマガに辿り着きました。そのあとは鉄則を購入。出版されている本も購入。。。。。。
だが、落とし穴がありました。
やはり、私です。買って一通り読んだ私は、まず購入したことで満足。読み終えてなんだか中途半端にわかったところで、内容をきちんと把握もせず、なんとなく決まりを決め、親技のまねごとを
していました。
中1のときの平均偏差値が
数学 34.6
英語 33.9
社会 35.6
理科 35.2
国語 30.7
こういう状態のときの
・子供のモチベーション
・要求することに対する子供の反応
・勉強への取り組み
は大人が苛立つようなことばかりでしょう。
特に強い気持ちを持って成績アップを願っている親にとっては親技どころではないという心境かもしれません。
子供の目線に合わせてハードルを低く設定してやるというのは本当に難しい・・・・
結果、親技の「真似ごと」・・・・
この時期から悶々としながら進んできて、試行錯誤しながらあれから約1年。
1年のテスト結果はすべてエラーで大敗し、親技なんて、どーでもいいわい!と思い始めた昨今。
少し子供に変化が 現れてきました。今年の1月からチレンジも始めたのですが、3月まではやはりやる気もなく、上手に活用できていませんでした。
が、先日のメンバーさんの報告を読んで親が再度やる気を出しヨーキチパパの「進研ゼミ活用技」を子供にも見せました。
こうやってやっている子もいるんだよと言うとかなり興味を示し、やる気も出てきたようです。
一番厳しい状態の中でも、あれこれ子供に投げかけていた様子がわかります。
悶々としながら、諦めかけながらも、メルマガやメンバーさんの方向や事例を読みつつ、なんとかならないかという気持ちは持ち続けたようです。
そして、ヨーキチパパの「進研ゼミ活用技」が功を奏したのか? 1つのキッカケになりうることが起きました。
同じ日のメールです。
2回目には半分でできるよと言ってやると、半分の時間15分でできました。
明日の朝起きてやれば15分でこの問題が確実に終わるんだから、15分早く起きてやってごらんと言うと、次の朝顔を洗ったあと、自ら初めて、「お!10分でできたよ!」と言って喜んでいました。
私が朝見たときにはもう机に向かって勉強を始めていました(いつもやりなよ!と言わないとやらないので気が付いたらやっていただけでも大進歩!)。自分でタイマーをかけてやっていたようです。
これが先生が言う子供を見るっていうことなんだな、変化を見逃さないってことはこういうことなんだなと目の当たりにして感動しました。
子供は「確実にできる!」と思える問題には比較的自主的に取り組みます。
この現象はいきなり出たのではなく、あれこれ働きかけをしてきた結果として起こったのでしょう。
それを見逃さなかった!
キッカケなんて計算してできる場合もありますが、ほとんどの場合がひょんなことからだったりします。
それを見逃さない!
子供も1つのキッカケで少し変わりますが、親もその姿を見て次のステップに進む原動力を得る。
1カ月後・・・・
B6サイズのノートに毎日何をしたか記入し、自信をつける元になった音読はかかさずやりました。
この頃はちょうど前期の中間テストの時期ですが、中学1年の1年間を通して30台だった偏差値がグンと上がりました。
中1 → 中2前期中間テスト偏差値
数学 34.6 → 56.3
英語 33.9 → 50.0
社会 35.6 → 51.5
理科 35.2 → 52.3
国語 30.7 → 36.4
前回のテストは全て偏差値30台でした。今回のテストは国語以外が50台にのり国語も30台でしたが、内容はかなりよかったので、親子ともども、がんばれば結果がでると実感しました。
成績が上がるときには前兆やキッカケがある。それが1カ月後には出たんですね。親のほうにも大きな変化がありますよね。
国語は悪かったけれど、
と素点や偏差値以外の尺度でちゃんと子供を見ていること。これはそばで見て親技を駆使している人しか使えないワザです。
そしてテストが悪かったころの勉強は、
親の方も一度できてしまうと、テストの前にはそれはこの前できたからいいかとつい手を抜いてしまうのですが、テストで間違ってくるところはそういう所だったり、テストの前の日に手をつけられなかった教科が穴になってしまうということがあった
だから、
そばで見ていて気づいた問題点を活かしたわけです。教科書やワークを眺めているだけの勉強から前出の時間を意識しての繰り返し、それも早起きしての。
ちょっとどころかすごい変わったんですね、子供も。
でも、ずっと一緒にやっているものからすれば、そんなに変身したように見えない。
よその子のなら、「あら大きくなって!?」となるところですけど、我が子は見えない・・・
そして、このあとの中2前期の期末テストでは、偏差値が
数学 57.4
英語 54.4
国語 52.0
理科 53.3
社会 46.0
頑張ってますねえ。
もう安心!? 満足!? 大丈夫!?
いえいえそうはいきません!
親技を駆使する親は、「ドンヨク」ですからねえ・・・・(≧◇≦)
さて成績が以前よりもアップして今度はどんな問題が起きたのか?
明日は いよいよ 2年になってから3回目の定期テストです。
2年の1回目の前期中間テストでやっと成績あがったよの報告をさせていただき、9月の2回目前期期末は点数は下がったものの、偏差値はあがったのでやれやれと思っていましたが、前回はやはり2年の中だるみで夏休み明け、他の子が勉強をさぼったのが要因で自分の子供がまずまずだったのかなぁーと思いました。
問題の我が子は中2年になって塾が1クラス上の子達と仲良くするようになりました。
できる子は、日々 淡々とやってますね。。。
先日、我が家に遊びに来ていたときにI君がS君に「S君、今日勉強やった?」とチェックの一撃!
S君も「ちょっとね。教科書とノート見ただけだけど・・・」と軽くかわしていました。
9月のテストが終了し、次のテストまで2ヶ月以上ある時期の会話です。
私は耳がダンボ状態。
「やっぱりできる子は普段からやってる!!!」
子供もそれから少し意識を変えたようです。R君には自分からも「社会、どこまで進んでる?」と聞くようになったようです。
そして、テスト4日前、S君とO君と一緒に帰ってきた我が子は道中、歴史の問題を出し合いながら歩いてきたそうです。
そして 一言。
「やばい!みんな すげぇ細かく勉強してる!」
「え?じゃぁ、全然会話がわかんなかったの?」
と聞くと、
「いや、よく考えればわかるんだけど、みんな早い!」
との回答。
それって「わかる→できる」まで到達している証拠・・・
話の内容としては 次のテスト範囲になると思われる問題なのですが、確かに教科書には余談のような形で書かれている内容です。
その内容については
「それは次のテスト範囲だからそれについては焦らなくていいよ」
と指示しました。
が、やはり自分自身の見解の甘さが子供の成績不振につながってるなぁと改めて思わせるきっかけとなりました。
私の中ではこれだけやれば50点満点で35点ぐらいとれるだろうと思っても、まわりがそこまでやっていれば当然先生も問題のレベルをあげてきます。
現に塾でも先生が息子の通っている中学校の社会の問題は受験問題レベルですとおっしゃっていました。
事実、私はトップレベルの高校出身者ではありません。
どちらかというと学区で2番目程度のレベルです。
息子のめざしている学校もトップレベルではないので、私と勉強していってもなんとかなるかな?と思うのですが、下の妹が来年中学入学。
今のところ 塾でもなんとか1番上のクラスなので高校は公立トップ校をめざしたいと親子で考えています。
最近の私と息子との会話を聞いていた下の妹は「お兄ちゃんの友達。みんなすごいね」と今から少し焦りの色をみせています。
「大丈夫かなぁ」とちょっと弱気なのですが、とりあえず塾で1番上のクラスにいて、なるべく家が近くの同じクラスの子と一緒の曜日にあわせてみんながどこまでやってるのか探らなきゃだめ だよ。
今は中学の基本になることをやっているんだから今からしっかり先生の話を聞いてわからないものをそのままにしちゃ駄目だよと漠然としたアドバイスをしてしまいました。
今回のテストは仕方ないのですが、やはり社会・理科はもっと深く勉強し、理解度を高める必要があるなぁと反省しました。
今さらながらメンバーさんの軌跡を穴があくほど読み返し、今までただワークとチャレンジを解いていただけのテスト1週間前を教科書とノートの確認、暗記に変えてみました。
少し成績があがってくるとメンバーさんのやっていたことがわかるようになってきました。(成績が低空飛行のときはいまいちイメージが明確にならなかったのでわかりませんでした。情けなや)
今回、この変化点が勝負の分かれ道です。
図形の証明も学校の先生の説明がわかりづらいようで、わからない問題は私が問題集の解答片手に説明しましたが、やはりバトルになりました。
塾で先週末対策授業をやってくれたのできのう、おととい、前回まで何度となく間違えた同じ問題を解かせたらすらすら解いていました。
やはり塾に頼らずにはやっていけません。
しかし、今回私の意識レベルの低さという問題が浮き彫りになりました。
どこまで深くやっていいのかわからず、ついついこんなところまで出るわけないだろうとたかをくくってしまうんです。。。
ABC分析も息子には解けないだろうとレベルをCにすると、ほとんどの問題がC問題になってしまいます。
メンバーさんの報告を読んで私が今までC問題だと思っていたものは実はBで、今までBだと思っていたものは実はAレベルだと意識をかえて勉強させなければいけないと気づいたとき、これか
ら下の子を自分が行ってた学校より上のレベルの学校を目指せるように支えていけるか不安になりました。
親の認識の甘さがやればもっとできる子のランクを落としてしまうのではないか?と・・・
実際、ここ2・3日 息子と一緒に 教科書とノートを確認していると問題集で私が【うーん。ここは難しいなぁ。】と思うような理科の実験の記述問題もしっかりノートに書いてあるではありませんか!
なんだ、授業でちゃんとやってるじゃん!
それじゃ、これはA問題だよ!
と愕然することにあいなりました。
おととい、昨日の息子との学習で教科書の太字は一般常識(超A問題=できる子は小学生の時にわかっている)と位置付けしなければまずいなと焦ってしまいました。
いまごろこんなことに気づくアホな親につける薬があったら処方していただけないでしょうか?
できる子の親への道のりは 果てしない感じです。
このままでは本来できる子さえ突き落とす親になってしまいそうです。
今更 泣いても 明日は定期テストなので、今日は気を取り直して基礎・基本の確認を徹底して、明日はねばり強く頑張ることをアドバイスし送り出したいと思います。
少しでも、成績あがったよ。の結果報告がしたいですが、かなり弱気モードです。 しゅん・・・
ずいぶん長いメールを読んでいただきました。
でも頭の中で考えていることを率直に語っていただいている感じはよくわかっていただけたのではないかと思います。
「鬼婆」から「いけるぞ!母」、そして「弱気な母」とジェットコースターで上に下にといくのはみんなと一緒です。
だって未知の未知ですからねえ!
以前にも取り上げたことがありますが、ゲンママさんが今悩んでいることはいわゆる「悩み」とはちと違うものです。
つまり、ステップが上がって、レベルが上がって、子供も変わり、親も変わり、「見える風景」が変わったということ。
勉強の仕方も落とし込みの仕方も少しずつさらに上のレベルに向けて変わっていきます。
変えていかなければなりません。偏差値30台のときと同じ勉強ということはあり得ない。
でも、こなせる問題の量なんかも以前とは違ってきているはずです。
ゆえにこれは「悩み」ではなく、必然的に起こる問題です。
通るべき道を通ってる。
普通のレベルが変わると成績が上がる。
まさにこのことが今起こっていること。
親が2番手の学校出身だったとしてもまったく問題はありません。だって子供とともにステップアップしていけばいいわけですから。
もちろん課題はどんどん出てきます。でもそれは上のレベルに行こうとすれば、当然です。
今まで以上にノートもしっかり見て、学校が何をやっているのかを把握し、「わかる→できる」までの時間を短くする。
で、すでに気づいているようにこれからは
C問題だと思っていたものは実はB問題で、今までB問題だと思っていたものは実はAレベルの問題に昇格していきます。
それはあれれ・・・と悲しむべき問題ではなく、成績が上がったことによって起こったハッピーな出来事です。
シュンとなる必要はなく、まずレベルが上がって良かったね!と喜ぶ。
そしてもっと上の目指すならば、これから
ということです。
今まで子供に難しかった問題ができる問題に昇格するということはすごいことなのですが、実はそれを親がわかって把握できているということがもっとすごいことなのです。
そうやって的確に分析ができれば、次にやることはもう見えているわけですから。
おっしゃるように
まさにそうです。
子供にとって適当な負荷をかけていかないと子供の伸びはあるところで止まってしまいます。
ラクでイージーなことばっかりやっていたら、それ以上伸びないでしょ?
だからといって、子供の今とかけ離れた負荷をガンガンかければ、子供はつぶれてしまいます。
だから試行錯誤して得る「子供の現状」に意味がある。
それができれば、次がわかるんですから。
さて、では、
「いったいどのレベルまでやればいいのか?」
と心配なら、どれか1教科決めて本屋に行き、教科書準拠の問題集を3冊ほど買ったらいいです。
買って、1つの単元を見比べて、
「どんなのが出ているのかなあ?」って眺めてみればよろしい。
それとあわせて学校でやっている教科書、ワークとノートを一緒に見る。
少し時間があるなら、これまでに習った単元、まさにそばで見てきた単元の問題集の部分を3冊見て、すでに終わったのテストも見ちゃう!
となれば、もうどういう問題が出るかなんてわかっちゃう!!
あーーこういうことかってわかることも山ほどある。
あとはそれをやる!
公立中学校のテスト、もっといえば公立高校の入試問題なんていうのは学習指導要領の範囲の中で出題されるわけですから、問うことも問われることも似たようなものになるのですから。
3冊も問題集を買っちゃうと、問題数が多くなるでしょう?
わかっていると思いますが、それをそのままドカーーンと出しちゃダメですよ。
問題集を3冊も買ったのは、これからどういう問題をやらせればイイのか不安で買っただけ!
「どんなのが出ているのかなあ?」を見るためです。
その中から選んでやらせるんですぞ!!
あと4カ月、そうやって試行錯誤してやれば、中3の最初の試験で総合で偏差値55超えも見えてくるというものです。
中1から中2の今までずっと成績が変わらないのであれば、シュンとならなきゃいけません。落ち込まなくちゃならん!
が、あなたは鬼婆からここまで来たのです。
もっとできるはずだし、もっと楽しくなる! レベル上がってますよーーー!!
だって言っている相談は悩みじゃなくて、レベルが上がって必然的に起こる問題なのですから!
子供が勉強する前に、私がもっと勉強しなくていけないと思いました。
まだ、実践に入っていませんが、鉄則を時々読み返しそのつど日々の勉強に役立てたいと思います。また、実践に入った際は、きっとそれぞれの鉄則の意味がより分かるのではないかと思います。
子供も親も何かを試してみたときに、ちょっとでも成果があれば、うれしいし、続けてみようかな?と思うもの。
親にとっても、うれしい成果はどうしても必要です。なにか1つ、それがキッカケになる!
家庭力という言葉を聴いたことがありましたが、実際にはいろんな本を読んだり、購入したりして、あっちの情報に飛びついたり、こっちの情報にと親自身が定まっていないのに、子供に勉強は?宿題は?といったところでやるはずも無いっていう事を分かっていたようで本質のところでは分かっていなかったようでした。親が反省する事が多いなと思いました。
たくさんの情報があります。それは入れなきゃあならないし、入ってくる。あとはそれをどうさばくか?
さばくためには、家に土台が必要なように、子供に接する原理原則がいる。ステキな外壁もオシャレな内装も土台があってこそですからね。
■成績がイイには理由がある。理由は10コ、これだけです!
【成績がイイ子の親だけが知っている『10の鉄則』】